犬との生活をはじめるの巻
40歳過ぎてはじめて犬と生活することになりました。
実は私、犬を飼うまでは触るどころか見ただけで髪が逆立つくらい苦手でした。なぜなら小学生の時に犬に噛まれたことがあるんです。
友達の家に遊びに行った時、その子の家で飼っていた犬が逃げたらしく、皆んなで捕まえようと大騒ぎ。私もそれに加わり、捕まえようと倉庫の周りをグルグルしてると、
追いかけていたはずの犬がいつの間にか私の後ろに!
えっ?慌ててしまい、逃げようとしたら後ろからカプっ!直ぐに病院へ行き、2針縫うことになりました。人生でそれ以外に大きな怪我をしたことがないので、身体に刻まれた唯一の縫い傷が犬に噛まれた傷。
この時から"犬=噛む"この公式が頭の中に完成してしまったのです。犬と生活するなんてとても考えらない。
逆に嫁は犬大好き芸人!
どうしても犬飼いたい芸人!
昔は4頭同時に飼っていた芸人!
転勤が多い仕事のため、我々夫婦はずっと賃貸生活。転勤の度に"次は動物を飼う飼わない"の話しになりますが、賃貸では中々難しいので今までなんとか犬を回避してきました。
転機が訪れたのは前回の転勤の時。
「もう我慢出来ない!次はどうしても犬を飼いたい!」
遂に嫁が絶対犬を飼う芸人になってしまった。
あまりの圧に負けて、ペット可の物件を探すことに。ただ転勤先は田舎なので、そうそうペット可で家賃も手頃な物件はないだろう、見つからなければ諦めるだろと安易に考えていた。
が、結構ある。
これはまずいと焦ったが、条件をよく見てみるとほとんどの物件は小型犬のみ可。
そう、嫁は大型犬が大好き芸人なのだ。
全ての物件に目を通すも大型犬可の物件は無い、候補の物件は全て小型犬のみ可。「しょうがないね、諦めようか」と内心ホッとするも、ここで不動産屋が神対応!
「オーナーさんに掛け合ってみます!」
よっ、余計なことを…。待たされること10分。戻ってきた不動産屋さんから「中型犬までならいいですよ」
意外とすんなりハードルを下げて来た。
最近はペットを飼う人も増えてきて、オーナーさんも出来るだけ早く住んでもらいたいから、このルールに関してどこで線引きするか微妙なところらしく、交渉でなんとかなるケースも多いらしい。結局は近隣住民の迷惑にならなければok、みたいなノリなんでしょうか?
どうする、嫁?横目で覗き見ると
…中型犬でもいいんだね。犬飼うんだね。
ということで引越しして、迎え入れる準備を色々して、ブリーダーさんのもとへ。
こうして
犬と
犬大好き芸人と
犬に噛まれた傷をもつおっさんの
3人生活がスタートしました。
ちなみに犬種はボーダーコリー。
犬初心者には向かない犬種らしい。とにかく賢いから、しっかりしつけが出来ないと舐められる。運動量も多いので散歩も大変。
先が思いやられる…。