おっさん革命

犬のこと中心のブログ

犬と階段の謎

なぜ?我が家の愛犬は、家の階段だけ登り降り出来ない時期があった。f:id:kmsif:20210623103617p:plain
当時住んでたアパートは、1階が玄関のみで直ぐに階段があり、2階が居住空間みたいなタイプ。なぜかその階段だけ登り降り出来ないのだ。
外へ連れ出すともっと傾斜のある階段を平然と駆け上がり、引っ張るくらいの勢いで駆け降りる。
なのに家の階段だけは生後半年以上たっても困った顔で覗き込むだけ。絶対に踏み込もうとしないのだ。

出掛ける度に毎回家の階段を抱いて移動する必要があり、これが結構ツラい。案外重い…。

なので、なんとか克服させようとおやつで釣ったりしてみたが、どうしてもダメなようだ。f:id:kmsif:20210622231628j:plainおやつは欲しいので乗り出してはみるものの、あと一歩が踏み出せない。

そもそも原因はなんだ?
それさえ分かれば、解決出来そうな気がする。

探偵ごっこが始まった。

推測1:身体的に出来ない
もっと傾斜のある他の階段は登り降りできることから、身体的に出来ない可能性は低い。そうなると心理的にこの階段に対して特別な何があることになる。それがなんなのか?

推測2:過去の記憶
犬がトラウマになるようなことはなかっだろうか。
一度も階段を登り降りしたことがないので犬自身が転んで怪我をしたり、飼い主がここで転んで大騒ぎしたことは無い。
また階段絡みで怒られたことも無い。
物を落としてびっくりさせた、抱いて登り降りしてる時に転けそうになった…どれも無い。
う〜ん、階段を拒む原因になるような記憶が全く無い。

推測3:階段の形状
階段が途中でカーブしているため、先が見えない。それが恐怖心に繋がっているのでは?
f:id:kmsif:20210622234607j:plainしかし、ここは毎回抱いて登り降りしている場所なのにそんなことがあるのか?

思い出してみると、まだ水を怖がっていた頃は抱いた状態で水辺に近づいただけで、腕の中で体をよじるように嫌がっていた。

階段の登り降りの時はそんなことはない。目的地にたどり着くまで、ずっと大人しくしている。
階段の形状も原因ではなさそうだ。

推測4:恐怖心以外の原因
そもそも原因は恐怖心なのだろうか?
確かに階段に踏み込もうとはしないが、素振りをよ〜く観察してみると、怖いというよりも我慢しているようにも見える。

もしかして、行ってはいけない場所だと認識しているのか?

小さい頃から階段の側まで来ると、当たり前のように抱っこされて降りる。毎日それを自然と繰り返していた。いつからか、階段の前で抱っこを待つようになった。

"この階段は抱っこしてもらい降りるところ、自分で降りるところじゃない"
子犬の頃から毎日行っていたことが、そう刷り込んでしまったのではないだろか。だから体格的に自分で登り降りできるようになっても踏み込もうとしないのだ。

そういえば、これ以外にも勝手に自分でルールを作っていることがあった。

  • 嫁の仕事部屋には絶対入らない。
  • ゲームをしてる時は絶対ちょっかい出してこない。終わった瞬間からブリブリしてくる。

どれも教えたことも、叱ったこともないのに自然とそうするようになった。

飼い主の動向を観察し、自分で考えて正解を導き出した結果がこういった行動に繋がっているのだ…と勝手に結論付けした。

実際のところは本人に聞かないとわからないが、あいにく我が家の犬は話せないので真実は闇の中である。f:id:kmsif:20210623103653j:plainこいつの話を聞いてみたい。

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